【90秒でわかる!】人生の三大資金

はじめての金融リテラシー

人の生涯には、様々なお金が必要となりますが、中でも、「住宅資金」「教育資金」「老後資金」は人生の三大資金と言われています。大きな資金が必要ということは、それだけ準備にも時間がかかります。必要な時期はある程度決まっていますので早めの準備が肝心です。

早くから 三大資金 備えましょう
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ファイナンシャルプランナーからのワンポイントアドバイス

子供1人につき毎月定額の積立が基本

「教育資金」は他の資金よりも準備がしやすいと言えるでしょう。必要な時期と金額が比較的明確だからです。お子様が生まれたら、すぐに準備を始めたいところ。教育資金は高校までが公立ならば、備えるべきは大学費用です。例えば、毎月2万円を積み立てれば、高校卒業までの18年間で目安となる大学費用400万円は十分に貯められます。学資保険や積立型の定期預金で計画的に備えましょう。

「早めの備え」がローンをラクにする

住宅資金は教育資金の準備と重なるため、無理はできませんが、用意できる額が大きいほど、住宅ローンの借入額を抑えられます。家計管理をしっかり行い、早めの準備をすることがやはり効果的でしょう。住宅資金専用の口座を作り、他の資金とは区別して貯めていくこともポイントです。

老後資金は40代から本格スタート

老後資金は他の資金と比較すると、不確定要素が多く、用意しにくいという特徴があります。しかも、20代、30代の若い世帯にとって優先すべきは教育資金や住宅資金となるため、老後資金は後回しとなりがち。しかし、そこは割り切って、40代以降に準備をスタートさせましょう。退職金や公的年金の金額も考え合わせた上で、確保できる老後資金や老後生活そのものをイメージしておくことも大切です。