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全銀協の金融経済教育コンテンツ

金融のキホン

資金の需要と供給バランス

  • 金利は、資金の需要と供給のバランス(つまり競争原理)で決まります。
  • 資金の需要(借りたい人)が多いときには金利は上がり、少ないときには下がります。

需給バランスの変化の仕組み

私たちがお金を預けたり、お金を借りたりする際の金利は各銀行が自由に決めています。その決定のもととなる「需給バランス」が変化する要因に3つあげられます。

(1)「景気」

  • 景気がよくなりつつあるときは、消費者の消費意欲が高まり、需要の高まりに応じて物価の上昇が起こります。企業の側では生産能力を引き上げる(設備投資意欲が高まる)ために、資金需要が増し、金利の上昇を招きます。

  • 反対に、不景気になりつつあるときは、資金需要が縮小し、金利は下降に向かいます。

(2)「物価」

  • 物価が急激に上昇をしようとするときは、お金の価値が下がり、消費者の購買意欲が高まり、金融商品離れから金利上昇が起こります。

  • 反対に、消費者が購買行動を控え、物価が下降するデフレ状態になると、金利は下降に向かいます。

(3)「為替相場」

  • 日本は原油などを輸入に依存する一方、自動車などを海外へ輸出しています。そのため、為替相場が円高・円安になると、国内の景気・物価へ影響し、金利の上昇・下降を招く原因となります。

日本銀行(日銀)の短期金利の誘導

資金の需給バランスは、他の側面から見れば資金量の多寡にも影響されます。特に短期の需給バランスについては供給される資金量の増減がそのまま需給バランスに影響を与えますから、金利の誘導をすることが可能となります。これが紙幣を発行している日銀が行う金融政策で、景気の過熱や冷え込みに対し調整機能を果たします。

ここがポイント
  • 金融商品によって、金利が変動するタイミングは異なります。たとえば、定期預金金利は毎週月曜日に見直される場合が多いようですが、ヒット(金銭信託)は月1度など、金融商品および銀行によって異なります!
  • 毎日の金利の流れも重要ですが、大きな上昇・下降の流れをつかむようにしましょう!