金融商品・サービスを使いこなす

ローン(その他)

ローンの返済方法

ローンは、まとまったお金を借りて少しずつ返済していくもので、将来の収入に合わせて借入れの際に返済計画を立てることが必要です。ローンの返済方法には さまざまな返済方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。大切なことは、毎回の返済額はもちろんのこと、返済終了までの返済計画を立てたう えで、自分にあった返済方法を選びましょう 。

  • 一括返済:返済期日に全額を返済することです。
  • 分割返済:借入金を分割して返済することです。
  • 実際の商品のサービスの内容・取扱いは、銀行によって異なります。 詳しくは、お取引銀行にご確認ください。

元利均等返済

毎回の返済額(元金返済額+利息支払額)を均等にする方法。

元金均等返済

元金を毎回均等に返済するとともに、利息を毎回支払う方法。返済していくにしたがって借入残高が減り、支払う利息額も減っていくので毎回の返済額(元金返済額と利息支払額)も減ります。

リボルビング返済

あらかじめ利用限度額(極度額)の範囲内なら、いつでも何回でも借り入れることができる方式のローンやクレジットで毎回の最低返済額を定めておく方法。返済回数は決めず、最低返済額だけを毎回返済することも、1回で全額を返済することもできます。

ひとくちメモ

返済にはさまざまな方式があります。ここでは住宅ローンでよく使われる方式をご紹介します。

ボーナス時増額返済

毎月の返済額に加えてボーナス時に増額返済する方式。ただし、ボーナス時の返済総額は借入額の50%以内としている場合があります。

ステップ返済方式

最初の一定期間は返済額を少なくして、その後は返済額を多くする方式。ただし、総返済額は増えます。

その他の返済方式

一部の銀行が取り扱っている住宅ローンでは、お子さまの進学費用など教育費や住宅のリフォームなど別のローンを組むときのライフステージに応じて一時的に返済額を変更することができる住宅ローンもあります。
たとえば、

  1. 変更期間を5年以内に限って返済額を変更できる。
  2. お子さまの教育費がかかる時は返済金額を減額し、その後増額できる。
  3. 返済期間を区切りそれぞれの期間ごとに返済額を設定できる。

借入額を分けてそれぞれ変動金利、固定金利が選択できるローンもあります。ただし、条件を変更する場合には手数料がかかる場合もあります。返済方式・手数料については銀行によって異なります。詳しくは、お取引き銀行にご確認ください。

繰り上げ返済

繰り上げ返済の際には手数料がかかることもあります。(かからない場合もあります)詳しくはお取引き銀行へご確認ください

  • 全部繰り上げ返済:残りの返済額の全額を返済する方式。
  • 一部繰り上げ返済:残りの返済額の一部を返済する方式。
    • →<期間短縮>返済金額を変えずに、期間を短縮する方式。
    • →<返済額減額>返済金額を減額し、期間はそのままにする方式。

あなたの場合を試算できます。住宅ローン シミュレーションコーナー新しいウィンドウを開きます。をご覧ください。

知っ得情報

ローンのことば

  • 保証:賠償の責任を負うこと。保証契約や連帯保証契約をすること。
  • 担保:万一、債務者が債務を返さない場合のために、債権者の損害を補うために保証として差し出す物品などのこと。

ローンの金利

ローンを利用する場合の金利は条件により一定の傾向があります。ただし、銀行によっては取り引きの状況、例えば給与振込がある、公共料金の引き落としがある、定期預金があるなどに応じて、ローン金利が優遇される場合もあります。

固定型ローン金利の傾向
  担保 使いみち 返済期間
金利が高い 不要 自由 長い
金利が低い 必要 限定 短い

金利の基本的な種類

固定金利選択型
一定期間は借入れ時の金利がそのまま適用される。期間終了後は固定金利選択型か変動金利型かを選択できます。
変動金利型
半年に1回、短期プライムレートを指標として見直すことが多いようです。金利は半年ごとに見直し、その翌月の返済日以降は新しい金利が適用されます。しかし、金利が変わっても、変動金利5年型といった場合は、その5年間は1回あたりの返済額は変わりません。その期間で生じる過不足(例えば、借入れ時は2%で次回見直しの時に(2+1)%となった場合の1%分の利息)は、5年経過後の次の期間で生じた過不足を調整します。また、次の期間の際に返済額が増えるとしても現在の125%を上限として増え、その上限を超える部分をその次の見直しの時に調整する場合があります。
ひとくちメモ

どっちが有利?

「変動金利型」のローンと「固定金利選択型」のローンではどちらが有利なのでしょう?

答:一概にどちらが有利とはいえません。

理由:「変動金利型」住宅ローンの場合、返済をしている間に経済の状況が変わり、結果的にローン金利が変わってきます。つまり、どちらのタイプが有利なのかは、将来の金利水準、つまり景気がどうなるかによるわけです。一概にどちらが有利かはわかりません。それぞれの特徴を理解したうえで選択してください。

未払利息

変動金利型の金利見直しのタイミングは、半年に1回、短期プライムレートを指標として見直すことが多いようです。この場合、金利を見直した翌月の返済日以降、新しい金利が適用されます。しかし、金利が変わっても、変動金利型の場合は、借入れから5年間は1回あたりの返済額は変わらないことが多くなっています。したがって、急激に金利が上昇した場合には、利息が返済額を上回る事態が生じる可能性があります。毎回の返済額を上回る利息を「未払利息(みばらいりそく)」といいますが、この利息は将来繰り延べて返済するか、最終返済日に一括して返済することになります。また、5年ごとの返済額の見直しは、見直し前の返済額の1.25倍が上限となっていることが多くなっていますが、これを超えるような金利上昇の場合は元金の減りが遅くなり、結果として返済総額が増えることとなります。

アドオン金利

当初借り入れた元金が借入期間中に減らないと仮定して利息を計算する方法をアドオン方式といい、この方式で利息を計算することを前提として表示された金利をアドオン金利といいます。
アドオン金利は、残債方式の場合と比べてかなり金利が低いかのように誤解しやすいため、注意が必要です(例:アドオン金利で年6%の場合、実質年率は9%になります)。

住宅ローンのシュミレーション

将来の生活スタイル、収入、購入する住宅。計画的な返済計画を立てるためにシミュレーションをしてみましょう。

10万円を年利10%で借りて5年で返済する場合の計算例

元金均等返済
  元金返済 利息支払 合計 借入残高
        100,000
1年目 20,000 10,000 30,000 80,000
2年目 20,000 8,000 28,000 60,000
3年目 20,000 6,000 26,000 40,000
4年目 20,000 4,000 24,000 20,000
5年目 20,000 2,000 22,000 0
合計 100,000 30,000 130,000 -
元利均等返済
  元金返済 利息支払 合計 借入残高
        100,000
1年目 16,379 10,000 26,379 83,621
2年目 18,017 8,362 26,379 65,604
3年目 19,819 6,560 26,379 45,785
4年目 21,801 4,578 26,379 23,984
5年目 23,984 2,398 26,382 0
合計 100,000 31,898 131,898 -

あなたの場合を試算できます。住宅ローン シミュレーションコーナー新しいウィンドウを開きます。をご覧ください。