Q. 保育園費用が高くて、パート代が消えてしまいます!!

<私、悩んでいます>

「少しでも貯蓄を増やそうと、今年から2歳の娘を保育園に預け、パートで働いています。しかし、保育園の費用が月4万2,000円かかるため、パート収入の半分以上がそれに消えてしまいます。毎月3万円以上は貯蓄の上積みができていますが、1ヵ月働いてこれだけ……という気持ちもあります。それでもパートを続けるべきでしょうか?(女性/27歳)」

ファイナンシャル・プランナーからのアドバイス

  • 一歩一歩の貯蓄でも、継続すれば「まとまった額」に
  • 共働き世帯の強い味方「認可外保育園の補助金制度」を調べておこう
  • パートで家計を支えた経験は、給与以上の価値がある!!
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働く妻にとって見過ごせない保育園費用

教育費として忘れがちな幼稚園と保育園。実は、見落としてしまうと赤字家計にもなりかねない、マネープランの最初のハードルです。とくに、家計収入アップを目指して働く母親にとって、保育園費用は見過ごせない部分でしょう。

保育園には「認可保育園」と「認可外保育園」がありますが、それぞれで費用のかかり方が異なってきます。
認可保育園は、管轄する各自治体が独自に預ける子どもの年齢と世帯収入(所得税額)によっても保育料を区分しています。目安としては、世帯年収が400万~500万円で第1子の場合、3歳未満が月額2万~4万円、3歳以上が1万5,000円~3万円といったところです。
対して、無認可保育園は経営母体によって料金に大きな幅があります。平均すれば4万~5万円ですが、1万円以下もあれば7万円以上という施設もあります。一般には認可保育園よりも割高というイメージですが、補助金を支給する自治体(東京23区で2万~6万円ほど。ただし補助金のない区もあり)もあり、認可外保育園の方が割安になるというケースもあります。事前に調べておくことをおすすめします。

小学校に入学すればグッと貯蓄ペースも上がる

保育園費用は地域や世帯収入などによって違いはあるものの、多くの場合、パートで妻が働いても、その収入のうち20~50%程度は保育園費用で消えてしまいます。それは一見、効率の良くない働き方に思えるかもしれませんが、家計から見れば、それでも十分効果があると言えるでしょう。仮に、パートによって月3万の貯蓄が上積みできれば、3年後の貯蓄増は100万円超となります。継続すれば、まとまった額になるのです。
また、子どもが小学校に入学すれば教育費は大きく下がる(公立小学校で年間10万円程度。ただし、習い事などの学校外費用を除く)ため、貯蓄ペースもグッと上がります。同時に、それまでパートとして頑張ってきた経験や貯蓄を増やしきた自信は、その後も必ず活きてくるはずです。