Q. 周囲で投資を始める人が増えています。独身のうちに始めるべき?

<私、悩んでいます>

「最近、勤務先の同期や友人など、私の周囲で投資を始める人が増えています。私も、投資は気にはなっていたのですが、まったく知識がないことに加え、大きく損をしたらという怖さもあります。それでも投資はすべきでしょうか?(25歳/女性)」

ファイナンシャル・プランナーからのアドバイス

  • 投資にリスクはつきもの。無理をしてまでする必要はない
  • 少額で投資体験をし、自分の適性を知ろう
  • 実際の投資は限度額を決め、分散投資を心掛ける
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独身時代は「投資に適した時期」

投資は、高い収益性が期待できると同時に、元本保証がなくリスクをともないます。したがって、余裕資金で行うことが家計の原則。その意味で、収入のうち、自由に使える部分が比較的多い独身時代は「投資を始めるには適した時期」と言えるかもしれません。

ただし、投資は無理にするものではありません。したくないと思えば、元本保証の貯蓄商品で貯めていけばいいのです。また、投資には向き不向きがあります。それを確かめた上で始めても、決して遅くはないでしょう。

そこで、多少なりとも投資に興味があるのなら、試しに少額投資をしてみてはどうでしょう。投資に回す資金は、数万円から多くても10万円程度。人にすすめられた商品を買うのではなく、投資信託でも株式でも構いませんので、できれば自分なりに勉強して商品を選んでください。その結果、多少、損をしても投資に関心が持てたのなら、そのまま続けてみる。関心が持てない、あるいは、損をしないかとそればかりが気になるようでしたら、投資向きではないかもしれません。

NISA利用で節税効果の恩恵も受けよう

投資を経験し、今後も続けたいと思えば、無理せず自分のペースで始めてみてください。その際、大事なポイントは投資限度額を設定すること。たとえば、毎月 1万円とか、ボーナスから年間10万円といった、無理のない範囲の設定が大切です。また、節税効果のあるNISA(少額投資非課税制度)口座を開設し、そ こから投資商品を買っていくといいでしょう。
もうひとつ、実際の投資は「分散が基本」と覚えてください。特定の商品、同傾向の商品に偏った投資をするのではなく、国や地域、通貨、業種、その他、投資対象が異なるものに分散して投資する。それにより、投資リスクを抑える効果が期待できます。