栃木県教育委員会からのコメント

 栃木県教育委員会では、「栃木県教育振興基本計画2025」の「とちぎに愛情と誇りをもち 未来を描き ともに切り拓くことのできる心豊かで たくましい人を育てます」の基本理念のもと、「I 学びの場における安全を確保する」、「II 一人一人を大切にし、可能性を伸ばす」、「III 未来を切り拓く力の基礎を育む」、「IV 自分の未来を創る力を育む」、「V 豊かな学びを通して夢や志を育む」、「VI 教育の基盤を整える」の6つを基本目標とし、これらを実現するために、20の基本施策を定め、本県教育の振興を図ることとしております。

 今回、全国銀行協会の協力のもと、自立した消費生活を営むとともに、人や社会・環境に配慮した消費を行うことができるように、契約や金融などに関わる知識や実践力を育む消費者教育の充実の一環として、「金融経済教育」について研究指定校を指定し、地域や学校、生徒の実情に即した授業について、研究・実践を行うことになりました。
 2022年度研究指定校である「栃木県立栃木翔南高等学校」においては、成年年齢が18歳に引き下げられたことを踏まえ、お金との関わり方について考えたり活動したりすることを通して、課題の解決に向けた意識や主体的な態度を育むことを目的に、授業研究・実践を行ってまいります。

 今後、他の県立高等学校における金融経済教育や消費者教育等にも活用できる、効果的な授業実践を行ってまいります。


栃木県教育委員会事務局
高校教育課