平成15年11月28日

全国銀行協会
会長 三木 繁光

東京都による新銀行の基本スキームについて

 本日東京都による新銀行の基本スキームが公表されたが、依然として、本構想が明らかになった5月に指摘した懸念(別紙)は解消されていない。
今後、基本スキームは議会で審議される予定とのことであるが、そもそも論として地方公共団体の銀行業務への関与のあり方や具体的な業務運営のあり方、特に、1.新銀行が新たな民業圧迫にならないか、民間金融機関とのバッティングをどう回避するのか、2.健全性の確保と民間では取れないリスクを取ることが両立するのか、3.仮に損失が発生した場合、他の金融機関や納税者の負担に跳ね返る懸念はないのか、等について、十分な議論を行う必要がある。本件は「官から民へ」の行政改革の流れにも逆行しかねず、改めて慎重な対応をお願いしたい。

以上