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ライフプランシートを使って自分の、家族のプランを整理してみましょう。 |
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◆ライフプランをたてる目的 |
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そもそもライフプランを立てるということは、漠然とした将来への夢を具体化して、それに必要な資金計画を立てることを意味します。住宅購入、車の購入、教育資金など、今後予想される家族のイベントを記入して、いつ、いくらのお金が必要になるか、いつまでにいくらの貯蓄が必要かを明らかにしてみましょう。 |
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◆ライフプランシート作ってみましょう。 |
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【手順】 |
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(1)家族構成と年齢を記入します。
(2)住宅や、車の購入、旅行などのイベント、子どもの入学、進学、結婚などの予定を記入します。
(3)各イベントに必要な費用を見積もります。
(4)住居費(家賃・住宅ローンなど)、生活費など、毎年かかる支出を記入します。
(5)その年だけの特別支出を見積もります。
(6)年間貯蓄額を予想します。
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ポイント |
1.教育費は進路によって異なります。公立か私立かの判断に迷った場合は、多めの予算(私立)で見積もったほうがいいでしょう。
2.年齢は、年末の年齢を入れますが、お子さまは4月2日時点での年齢を入れると教育費を考えやすいでしょう。 |
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家計管理の考え方 |
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(1)現状を把握しましょう |
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まずは、家計の収支を把握することから |
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まずは、1年間にいくらの収入があって、いくらの支出があり、その結果いくらの貯蓄ができているかを知ることが大切です。家計簿をつけることで正確に把握することができますが、家計簿はどうしても面倒、続かないという方も多いことでしょう。費目を細かくせず、基本生活費、教育費、住居費(家賃・住宅ローン)、保険料、その他として下記のような一覧表を作成してみましょう。使途不明金の項目を作ることで気楽に取り組むことができます。
年間の家計状況を把握できたら、ムダがないかを分析します。このムダを見直すことで結果的に貯蓄額をふやすことができます。 例えば加入している保険に必要以上の保障をつけていないかといった点を、一度チェックしてみるといいでしょう。
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我が家の年間収支表
収入 |
支出 |
給与 |
夫 |
基本生活費 |
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妻 |
教育費 |
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その他 |
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住居費(家賃・住宅ローン) |
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保険料 |
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その他の支出 |
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使途不明金 |
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A)収入合計 |
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B)支出合計 |
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A−B)年間貯蓄額 |
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次に、資産と負債を把握しましょう |
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次に、金融資産(預金など)と負債(住宅ローンなど)を把握しましょう。どこの金融機関にいくらの預金があるか、住宅ローンの残債はいくらあるのかを知るために、下記のような一覧表を作成してみましょう。
一般に物価が下がるデフレの時代は、負債を減らすほうがいいといわれています。もちろんある程度の預金は必要ですので、当分使う予定のないお金があったら、の話です。
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我が家の資産表
資産 |
負債 |
金融機関 |
商品名 |
固定・
変動 |
利率
% |
残高 |
金融機関 |
固定・
変動 |
利率
% |
ローン
残高 |
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資産合計 |
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負債合計 |
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資産−負債 |
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(2)長期的視野に立って必要な貯蓄を考えましょう |
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家族のライフイベントにそって、必要資金をどう積み立てるかを考えましょう。人生の3大資金といわれる『教育資金』『住宅資金』『老後資金』を中心に考えます。 |
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『教育資金』 |
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教育資金は、進路によってかなり異なってきます。私立か公立か、ある程度話し合った上で資金計画を立てて、確実に積み立てられる商品を選びましょう。すでに、こども保険で積み立てている方も多いでしょうが、こども保険には、保障の機能もあるので、満期金が払い込んだ保険料よりも少ない場合があります。いくら払っていくらもらえるかを確認しましょう。また保険による積み立てだけでは、不足するケースも多いので、不足額を別の手段で積み立てる必要があります。
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『住宅資金』 |
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住宅購入は、人生でもっとも高価な買い物です。多くの人の場合一部を頭金で、残りは、住宅ローンを組むことになります。返済は可能か慎重に考えて購入しましょう。バブル期のような資産運用としての住宅購入はもはや通用しません。生涯住む家を購入するつもりで考えましょう。
また住宅を取得するには、物件価格だけでなく諸経費も必要になります。新築の場合3〜5%、中古の場合5〜10%が目安です。頭金はもちろん多いに超したことはありませんが、物件価格の2割が目安です。何年後にいくらという目標を立てて、他の資金とは別に準備しましょう。
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『老後資金』 |
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老後資金がいくら必要かは、人によって違ってきます。どのくらいの生活費でどういう生き方をしたいかを考えておきましょう。少子高齢化に伴い、公的年金だけでは不足する可能性は高いので自助努力による老後資金の確保は不可欠です。また安全性だけを重視すると低金利の商品で運用することになり目標金額を達成することは難しくなります。投資信託や、変額年金などある程度のリスクをとって収益性のある商品で長期運用することも検討してみましょう。
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ライフプランシート |
●エクセル版(107KB) ●PDF版(288KB)
※エクセル版とPDF版は同じ内容です。
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