授業テーマとねらい

■単元・題材名

 3年:社会科(公民的分野)私たちの経済(市場の働きと経済)

 

■単元・題材で育成する資質・能力

 本単元では、経済活動の意義が、人間の生活の維持・向上にあり、経済は生活のための手段に他ならないこと、近年ではICTの発達などにより、革新的な金融サービスを提供する動きが多く見られること、消費の安全や、消費者との取引における公正さを確保する責務が企業にあることを基礎的・基本的知識として身に付ける。

 また、消費者である個人や企業の経済活動における役割と責任について、多面的・多角的に考察・構想し、表現できるようにする。さらに、現在の経済に対する関心を高め、経済に関する課題を解決しようとする態度を養っていく

教材を活用した授業実践

 本単元では、消費者である個人や企業の経済活動について教科書の内容やニュースで取り上げられた出来事を事例に、資料から社会にみられる課題を読み取りながら、選択・判断したり、議論したりする力を身に付けさせる。

 また、グループ活動などを通じて、自分とは異なる考えを持つ生徒と議論することで多面的・多角的なものの見方を身に付けさせるとともに、社会の課題に興味を持ち、公民としてより良い社会を築いていくことができるよう、経済に対する興味・関心を高める。

 単元の導入では、全国銀行協会の「はじめてのお金の時間」を活用し、キャッシュレスに関する基礎知識や現状について理解を深める。