11月26日(金)実施

春日部市立豊春中学校レポート5時間目(講師派遣)

全6時間授業の5時間目として、「銀行と金融の仕組み」について、講師を招いて授業を実施しました。

 安藤担当マネージャーの「今年の4月現在、日本にはいくつの銀行があるでしょう?」という質問から授業が始まりました。生徒たちは「100!」「200くらい?」と積極的に授業に参加します。

 スライドを使用しての授業展開で、今までの授業でも触れた銀行の三大業務「預金、貸出、為替」の確認をしました。また、銀行について「経済社会の中で、個人・企業・国や地方公共団体にお金という“血液”を送りこむ“心臓”のような存在」と生徒たちにわかりやすく説明しました。

 「銀行の営業時間や休日は法律で決められている」という一般企業とは違うところや、預金・振込・支払等の窓口業務を行うハイテラー、資産運用等の相談を承るローテラーといった、銀行員の仕事など、普段、あまり聞くことのできない話を盛り込みながら、授業が進んでいきました。

 最後に、生徒たちからの質問に答える時間がありました。「お金は臭くないですか?」の質問に、関口店頭サービスマネージャーは「新しい教科書と同じようなインクのにおいがします」と、生徒にとって想像しやすい例えで答えていました。また、「どのくらい預金ができますか?」の質問で、安藤担当マネージャーが黒板に「999,999,999,999,999円」と書くと、生徒たちは驚きながら、何ケタあるのかを数えていました。 
 銀行の人が来ての、いつもとは違う授業に、生徒たちは新鮮な気持ちで臨んでいたようでした。