2時間目
平成24年11月17日(水)実施
2時間目は、環境と銀行のつながりについて学ぶ授業が実施されました。
DVD(1校時)は3つのチャプターに分かれており、生徒たちは、ひとつのチャプターを見るごとに、ワークシートに取り組みます。
(DVD1-1)
先生が「前回の授業で環境問題について勉強しましたが、今回はその続きです」と声をかけてから、DVDを視聴しました。
先生は「主人公の3人は何をしようとしていましたか?」「どんな会社を作ろうとしていましたか?」と質問し、DVDの内容を振り返ります。生徒は熱心に見ていたようで、「会社を作る!」「車のバッテリーの電池を作る!」と方々から声があがりました。
さらに、「では、みんなの夢は何ですか?どんな会社を作りたいですか?」と質問し、何人かに答えてもらったところで、各自でワークシートに取り組んでもらいました。3~5人で1班になっているため、生徒同士で楽しく話しながら書き込んでいきます。
先生は、生徒が書き終えたのを見はからって、「どんな会社を作りたいですか?そのために何が必要ですか?」と問いかけ、何人かの生徒に発表してもらいました。「子どもから大人まで人気の洋服屋さん。そのために必要なのは、土地、お金(材料代、給料、契約料)、人材。」「宇宙の研究をしたい。スパコン、高度な知識、人材のほかに、人工衛星も必要。」などの発表を、先生が黒板に書き出します。そして、会社を作るために必要なものとして、お金や人材、場所などが共通していることを確認しました。
(DVD1-2)
先生は「3人は会社を作るために動きはじめました。何をするのかな?自分が作りたい会社のことも考えながら見てみよう」と話し、DVDの続きを視聴します。見終わったところで、DVDに出てきた事業計画書の費用について、ワークシートを使って計算します。会社を作るために必要なお金はいくらか、手元資金では足りないお金はいくらになるかを計算してみます。次に、自分が作りたい会社の事業計画書を作ります。生徒は、自分の会社に必要な費用を考えるなかで、「材料は安いものにする」「人件費20万円は高いから10万円」など、費用を抑える方法を真剣に考えながら事業計画書を見直していました。
(DVD1-3)
主人公たちが事業計画書を作成してみて、足りないお金を銀行に借りに行くことにしたところでDVDはいったん終わります。
先生から、「主人公たちは、借りることができると思いますか?」と質問すると、「未来のために役立つから貸してくれる」「本当に環境を良くすることができるか、銀行の人にはわからないから貸してくれない」と意見が分かれました。
次の時間は、「お金を貸す銀行の立場で考えてみましょう」と話して、授業は終わりました。