10月4日(月)実施

東京都立桜修館中等教育学校レポート1時間目

 全5時間授業の1時間目として「お金を使うとは?」を学ぶ授業が実施されました。 
 授業はパソコン室で行われ、生徒はテキスト「知ろう!学ぼう!お金の使い方」とともに、各自のPCで全銀協のHPを開きながら授業を受けます。HPの“「お金を使う」とは?”にある導入クイズから始まり、全体を通して、デジタル教材を活かした授業展開になりました。

 マネープランゲームで生活設計を体験しました。各グループに分かれてゲームを進めます。1グループで1人の人生に取り組むグループと、各個人でそれぞれの人生に取り組むグループ、2とおりのグループに分かれました。カードを引いたら、順次エクセルのワークシートに金額を入力していきます。ワークシートには計算式が入っているため、収支が自動計算されます。 

 「20代では家は賃貸」などの決まりを付けてゲームを進めていき、50代が終わり退職金を貰ったところで終了です。個人で取り組んだグループは、同じグループの他人の人と自分の結果を見比べていました。

 授業の最後に、ワークシートを見ながら、自分の生活設計を振り返りました。「自己破産してしまった」「貯蓄は多いが、思い出がない」「充実していない」などの意見がありました。収入と支出の上手なバランスが取れなかった生徒が多かったようです。生徒たちは、人生には様々な選択や、お金の使い方があることに気付いたようでした。