「振り込め詐欺等撲滅強化推進期間」の設定について

　一般社団法人全国銀行協会（会長：加藤勝彦　みずほ銀行頭取）は、本年12月を「振り込め詐欺等撲滅強化推進期間（以下「推進期間」という。）」に設定いたします。
　警察当局の発表によりますと、2022年中の特殊詐欺の被害発生件数は17,570件と高水準にあり、深刻な状況にあります。また、本年3月17日には、政府が「SNSで実行犯を募集する手口による強盗や特殊詐欺事案に関する緊急対策プラン」を策定する等、振り込め詐欺等の被害未然防止に向けた更なる啓発活動が求められております。
　当協会はこうした状況を踏まえ、推進期間を設定することとし、振り込め詐欺等の特殊詐欺被害の未然防止に向けた活動を展開して参ります。
　施策内容は、〔1〕当協会および一部の各地銀行協会が作成する年末防犯チラシ（別紙1）または当協会キャラクター「バンケンくん」を使用した啓発チラシ（別紙2）の全国の銀行店舗等での配布やデジタルサイネージ掲載、〔2〕当協会SNSアカウントでの投稿を柱に活動を行います。
　このほか、推進期間外においても、日頃から様々な施策による注意喚起によりお客さまに注意を呼びかけるなど、振り込め詐欺等の撲滅に向けた活動がより実効性の高いものとなるよう努めて参ります。