計数表 [23 KB]
平成16年11月末
(平成16年12月7日発表)
全国銀行 預金・貸出金速報
I 預金(実質預金)の動向
全国銀行の実質預金は、前月末比4兆8,854億円、1.0%増、前年同月末比では、9兆227億円、1.8%増となった。また、債券純発行高は、前月末比1,377億円、1.3%減、前年同月末比では、2兆4,753億円、18.9%減であった。
各業態における11月中の主な動向は次のとおりである。
- 都市銀行
都市銀行は、前月末比3兆5,835億円、1.5%増、前年同月末比では、6兆9,654億円、3.0%増となった。 - 地方銀行
地方銀行は、前月末比7,938億円、0.4%増、前年同月末比では、8,284億円、0.5%増となった。 - 地方銀行II
地方銀行IIは、前月末比722億円、0.1%増、前年同月末比では、6,461億円、1.2%増となった。 - 信託銀行
信託銀行は、前月末比3,809億円、1.2%増、前年同月末比では、132億円、0.04%増となった。
II 貸出金の動向
全国銀行の貸出金は、前月末比5,436億円、0.1%減、前年同月末比では、10兆7,437億円、2.6%減であった。
各業態における11月中の主な動向は次のとおりである。
- 都市銀行
都市銀行は、前月末比3,961億円、0.2%減、前年同月末比では、9兆9,613億円、5.0%減となった。 - 地方銀行
地方銀行は、前月末比1,607億円、0.1%減、前年同月末比では、1兆2,541億円、0.9%減となった。 - 地方銀行II
地方銀行IIは、前月末比274億円、0.1%減、前年同月末比では、701億円、0.2%減となった。 - 信託銀行
信託銀行は、前月末比480億円、0.2%増、前年同月末比では、7,061億円、2.4%増となった。
- 〔参考〕
- 全国銀行の11月末総貸出残高(ユーロ円インパ等を含む)は、399兆4,874億円であるが、債権流動化額等の特殊要因4兆1,700億円を加えた調整後残高は、403兆6,574億円、前年同月末比6兆9,237億円、1.7%減となった。
なお、各業態の調整後残高等については計数表を参照。
- 〔注〕
- 全国銀行とは、都市銀行(7行:みずほ・東京三菱・UFJ・三井住友・りそな・みずほコーポレート・埼玉りそな)、地方銀行(64行)、地方銀行II(第二地方銀行協会加盟の地方銀行48行)、信託銀行(8行:三菱信託・みずほ信託・UFJ信託・中央三井信託・住友信託・野村信託・三井アセット信託・りそな信託)、新生銀行、あおぞら銀行の129行である。
グラフ [24 KB]
照会先
本件に関する照会先:金融調査部 加藤 Tel03-5252-3778
次回(平成16年12月末、平成16年中)の発表日:平成17年1月11日(火)予定