千葉県立安房高等学校 先生・生徒の感想

生徒の感想

  • ローンやクレジットは、今はまだ身近なものではないが、これから大人になると必ず関わってくることなので、今のうちから知識を身につけることができる良い機会だった。
  • 銀行のはたらきがよく分かった。経済ニュースの内容も、授業の後は少し分かるようになった。
  • ローンやクレジットについて、知らないことがこんなにあるんだと思うと、少し怖くなりました。
    授業で学んだ内容を生かし、多重債務に陥らないようにするためにも、自己管理とともに、ローンやクレジットについてさらに知識・理解を深めていきたいと思いました。

先生の感想

  今回の金融経済教育について、概ねうまく実施できたのではないかと感じています。例年、この時期(11月~12月)の3年生は、就職先の内定がでている者や各種推薦入試で進路を確定させた者、専門学校へ進学する者、そして一般受験を控えた者というように、その実態に大きな幅があります。そのような中でも、受験対応だけに偏る授業だけではなく、すべての生徒が授業に参加し、彼らの社会を生き抜く力に直結するような授業を展開したいと強く感じ、これまで試行錯誤していたところでした。 

 講師派遣授業をはじめとした今回の金融経済教育について、生徒から「金融のニュースが分かるようになり、嬉しかったです。」や、「我が家の住宅ローンについて親と話をしてみました。」という感想がよく聞こえてきます。 

 また、授業内容に重複する分野がある家庭科と連携して実施できたことも、生徒の深い理解に大きく役立ったのではないかと思います。科目間だけではなく、今まで以上に教科間での連携を図りながら授業展開していけば、生徒にも教員側にもメリットが多く出てくるのではないかと感じました。大変有意義な機会になり、感謝しております。ありがとうございました。