11月10日(木)実施

大阪府立枚岡樟風高等学校レポート1時間目

 全4時間授業の1時間目として、これから起こるライフイベントを考え、将来の見通しを持つことを学ぶ授業が実施されました。

 高校卒業後の進路に就職を選択する生徒が多いため、井上先生から「これから学ぶことは“今すぐにでも就職できる力”を身につけるための授業である。」ということが伝えられ、授業が始まりました。 

 次時の授業で実施する「生活設計・マネープランゲーム」の前段階の学習として、人生におけるイベントとそれに伴う収入と支出にはどのような項目があるのかを考えていきます。 生徒からは、収入としては、給料・ボーナスなど、支出としては、結婚・家の購入・病気で入院などがあげられました。次時で行うカードゲームに出てくる項目が揃うように、先生が補足をしていきます。 
 生きていくうえで、お金は欠かせないものであり、安定した収入が必要だということが伝えられ、生徒たちも、 人生の様々なイベントにはお金は欠かせないものであること、継続して仕事をすることで収入を得ていくことの大切さを確認することができた様子でした。

 なぜ働くことが大切なのか?との井上先生からの問いかけに、生徒からは「生きていくため」「お金の大切さを知るため」という発言がありました。働いてお金を得ること、得たお金で生活をしていくことについては、きちんと理解できているようです。

 最後に井上先生から、社会的・職業的に自立するためにも身につけて欲しい能力として、「コミュニケーション能力」や「目標を持って行動すること」などが伝えられました。これらの能力は、キャリア教育の中で重視されているものです。 

 今日の授業で学んだ知識を活かして次時の「生活設計・マネープランゲーム」では、将来の人生設計や、様々なイベント・アクシデントを擬似的に体験することが伝えられ、今時の授業は終了となりました。