11月17日(木)実施

大阪府立枚岡樟風高等学校レポート4時間目

 4時間目は、講師派遣授業の前段階として「働くこと」について考える授業が実施されました。 「信用」をキーワードに人生における仕事とお金の関わりを学び、考え、理解を深めていきます。

 井上先生からは、これまでの授業の振り返りとして「この授業で何を学んで欲しいのか」確認がありました。 「なぜ働くのか」=「社会的・職業的に自立した生活をしていくため」、また働くことはお金を稼ぐ以外にも、やりがいや生きがいなど「自己実現」という側面があることにも触れていきます。

 ここで、「あなたの働き方を考えてみよう」というワークシートが配られました。 
 自分が職業人生を歩んでくうえで、何を大切にしていきたいか、それぞれが考えていきます。 
 社会の役に立つ仕事をしたいのか、自分自身が満足する仕事をしたいのか、毎日変化のある仕事か、毎日決まった仕事をするのか、、、具体的な質問を通して、自分自身が仕事に何を望んでいるのか、どのように働いていきたいのか、生徒1人1人が少しずつイメージを持ち始めているようでした。 

 これまでの授業の中で学んできたこと、正社員とアルバイトの生涯賃金の差、人生の中で起こる様々なイベントやアクシデントとそれに伴って必要となるお金、安定した収入を得るためにも継続して仕事に就くことの大切さなどを振り返ります。また社会人としての生活に重要な「信用」は、お金を借りる場合にも重要となることについて生徒用教材「ローン&クレジットのABC」も参照しながら振り返りました。。

 これから本格的に就職について考える時期になる生徒たちにとって、「働くこと」「収入と支出について考えること」「生活設計(先を見る力)の大切さ」について真剣に考えるきっかけとなる授業となったようです。