7月2日(金)実施

横浜市立市ヶ尾中学校レポート1時間目

 全5時間授業の1時間目として「銀行の仕組み」を学ぶ授業が実施されました。 

 授業の始まりは、田川先生からの「利子とは何か?」という質問からでした。 
銀行にお金を預けると「利子」がついて増える。銀行からお金を借りると「利子」をつけて返さなくてはならない。

 生徒たちは、預けたお金が増える「利子」については知っているようでしたが、借りたお金に利子をつけて返すということには、あまりピンとこない様子。そこで田川先生は、「銀行の三大業務である、預金・貸出・為替」について説明し、その中で、借り手や貸し手の状況、世の中の状況に応じて利率が変動することも解説していきました。

 銀行がお金を貸し出すことで、世の中でお金が循環していくこと、世の中でお金がうまく循環しないと不景気になってしまうことなど図などを用いながら説明していきます。 
 最後は、「家計」にも目を向け、「預金」や「融資(貸出)」についても触れながら、生徒それぞれに「自分のこと」として「金融経済」を学んでいくことの必要性を説明されました。