9月1日(水)実施

横浜市立市ヶ尾中学校レポート2時間目

 全5時間授業の2時間目として「ローンの仕組み」を学ぶ授業が実施されました。
 授業は、「年収400万円の人が150万円の車を買いたい。でも預金はほとんどない状態です。どうしたらいいと思いますか?」という田川先生の問題提起で始まりました。

 「現金で買うために、頑張って預金をし続ければよい。」「早く車を買いたいのであれば、ローンを組めばよい。」ということで、2つの方法について、メリット・デメリットを考えていきます。

 頑張って預金をしていっても、日々の生活もあるので、車を買うだけのお金は簡単には貯まらないという理由から、「自動車ローンを組む。」ということにしました。「ローンを組む」には、「信用=借りたお金を約束どおりにきちんと返すことができる」が必要であること、年2.9%の5年ローンで150万円借りるといくら返すことになるのか?など、実際に計算しながら理解を深めていきます。

 続いて、田川先生は、返済の方法について図を示しながら説明を加えました。「元利均等返済」と「元金均等返済」についてです。言葉だけでは理解しにくい内容ですが、図で示すことにより、それぞれの特徴が明確になり生徒たちも理解できたようです。

 生徒たちは社会全体の動きの中で、自分の生活設計をしていく必要があるということを理解し、締めくくりとなりました。