9月24日(金)実施

横浜市立市ヶ尾中学校レポート5時間目

 全5時間授業の5時間目として「人生の選択~その2~」を学ぶ授業が実施されました。
 前回の授業の復習として「限られた収入で充実した人生をおくるための『選択』が大切」ということを確認しました。その上で、今回は同じようにカードゲームを使用し、老後(60歳以降)はどのように生活するのかを考えていきます。 

 「老後の収入源としてどんなものがあるか?」との田川先生からの問い掛けに、生徒たちからは、年金、退職金、生活保護、財産所得、遺産、子どもからの仕送りなどが挙げられました。先生から、公的年金は年額792,100円、月々にすると66,000円であることや、経済状況によっては退職金が0になることも考えられることなどの説明を受け、カードゲームに取り組みます。前回同様、収入・支出をワークシートに書き込みます。 

 女子班はマイナス1億7000万円、一方男子班はお金が余る人生になりました。それぞれに「旅行に行って思い出はあるけど、貯金がなく、借金が返せない」や「貯金はあるけど、子どもがいなくて孤独死してしまう」など、メリット・デメリットが挙げられました。 

 女子班は「家や車を売って安い物に買い替える」「家が駅に近いから車を売る」、男子班は「結婚して子どもを作り、思い出を作る」「子どもに遺産を残す」など、それぞれの改善点を考えていました。 

 今回の授業を通して、生徒たちは、お金と充実した生活とのバランスを考えることが大切だと気付いたようでした。