授業のねらい

授業のねらい

　今日、金融にからんだ様々なトラブルが発生している。生徒たちには、近い将来、社会人になった時にトラブルに巻き込まれないためにも、経済の授業を通して自らのリスク管理のひとつとして金融についての理解を深めさせたい。 　　
　今回の授業では、経済を自分自身のこととして捉えやすいよう、ゲーム体験から授業を展開し、ローン・クレジットの仕組みやメリット・デメリット、銀行の種類や役割について実感を持って理解できるようにしていく。

教材を活用した授業の実際

　「消費者として経済を考えよう」ということで、「生活設計・マネープランゲーム」を活用し、生活していくためにはどのくらいお金が必要か、大きな買い物をする際にはどうすればよいかなど体験を通して気づいていくようにする。 　
　その後、「知ろう！学ぼう！お金の使い方」を活用し、お金を借りる仕組みであるクレジットとローンについて学んでいく。金融にからんだトラブルに巻き込まれないためにも、メリットとデメリットを理解したうえで有効活用できるようにしたい。 　
　市中銀行と中央銀行の違いについては、経済活動の中心部分を担っている銀行の役割や業務について教科書を中心に授業を行い、経済活動の全体像を把握できるようにする。
　最後に、金融経済教育のまとめとして講師派遣授業を行い、市中銀行の役割や業務について理解を深めるものとする。