生徒の感想

  • 投資がどのようなことかよく分かっていなかったが、「お金にも働いてもらう」とことだと分かり、投資を少しだけ身近に感じた。そして四季報の使い方、情報の見方(どこを見たら有望株を見付けられるのか)が分かった。将来本当の投資をするときに、今回学んだ5つのポイントを忘れずに行いたいと思う。
  • 授業では、プリントと教科書を使って勉強していった。初めは全く分からなくて面白くないと思っていたが、勉強が進み、冊子や四季報なども読んでいくうちに理解することが出来るようになった。
  • 授業を受ける前は、株式投資は危険なので行ってはいけないと思っていたが、授業後、考え方が変わった。四季報の見方やその会社への思いなども踏まえ、よく考えたうえで投資をすることが大切だと分かった。
  • 実際と同じように投資を体験することで、株とはどのようなものか詳しく知ることができた。また、投資とは「お金にも働いてもらう」ことで、社会や企業も豊かになることが分かった。
  • 金融の勉強はとても難しかったが、大学進学後は簿記や経営について勉強し、将来は金融の仕事に就きたいと考えているので、これからのファイナンシャルの授業も大切にしていこうと思う。今回の授業はパワーポイントを使った説明で、お金にも働いてもらうことの大切さについてよく分かった。

先生の感想

 今年度初めて「ファイナンシャル」の授業を担当した。
 授業を展開する中で「大変わかりやすく、確かな情報源」として、全国銀行協会の教材や冊子を参考にプリントを作成した。
 冊子「金融知識入門シリーズ」は「金融資産運用」の単元で「本時のまとめ」の教材として生徒に配布し、内容の確認を行うのに使用した。高校生には捉えにくい単元であるが、本冊子は漫画形式で読みやすく、理解を深めることができた。特に「マナブとメグミのお金のキホン BOOK」は、すべての単元で活用できる内容が多く掲載されており、生徒は熱心に資料を読んでいた。
 また、「アクティブラーニング型授業プログラムガイド 資産形成編」のパワーポイント資料は視覚に訴えることができ、「お金にも働いてもらう」という内容で、投資に関しての基礎知識を再確認できたように思う。四季報も活用しながらグループワークにも同時に取り組むことができた。実際の数値を用いて体験学習を行うことができ「ファイナンシャル」分野への関心を高めることができたと思う。