広島市立可部中学校

　広島市教育委員会では、「広島市教育大綱」の本市の目指す方向性である「広島の子どもたちが、（1）確かな学力、豊かな心、健やかな体　（2）平和を希求する心　（3）異文化への理解　（4）互いの違いを認め合う能力　（5）豊かなコミュニケーション能力を身に付け、心身ともにたくましく思いやりのある人」として、その可能性を最大限に発揮する教育へと更に進化することを目指しています。

　今回、全国銀行協会協力のもと、それぞれが、教育に関わる諸課題の将来像について認識を共有しながら、その特性に応じた教育の質・量の両面で役割分担を図り、多様な個性を生かし、自立できる力を身に付ける教育機会の提供を推進する取組みのひとつとして「金融経済教育」について研究指定校を設定し､地域や学校、生徒の実情に即した授業について、研究・実践を行うことになりました。

　2019年度研究指定校である「広島市立可部中学校」においては、自己の将来を拓くうえで必要な生きる力を育むため、経済活動とりわけ金融やお金との関わり方についての知識や技能を身に付けることを目的に、授業研究・実践を行っていきます。

　今後、他の市内中学校における金融経済教育や消費者教育を実践する際にも活用できる、授業実践が行われることを期待しています。

広島市教育委員会
学校教育部　指導第二課