群馬県教育委員会からのコメント

 群馬県教育委員会では、「第3期群馬県教育振興基本計画」の「たくましく生きる力をはぐくむ~自らの可能性を高め、互いに認め合い、共に支え合う~」という基本目標のもと「8つの基本施策(1 時代を切り拓く力の育成 2 確かな学力の育成 3 豊かな人間性の育成 4 健やかな体の育成 5 信頼される学校づくり 6 安全・安心な学びの場づくりと防災・危機対応能力の育成 7 家庭の教育力向上と学校・地域の連携・協働の推進 8 生涯学習社会の構築)」を掲げ、これまで以上に学校と地域が連携・協働し、子どもたちが予測困難な未来をたくましく生きる力を育み、誰もが自己の可能性を高め、豊かな人生を送り、主体的に社会とかかわることができるよう取組みを進めております。
 
 今回、全国銀行協会の協力のもと、消費者として主体的に判断し責任をもって行動できるようにするため、学習指導要領の趣旨にもとづいて消費者教育を推進する取組みの一環として、「金融経済教育」について研究指定校を指定し、地域や学校、生徒の実情に即した授業について、研究・実践を行うことになりました。
 令和2年度研究指定校である「群馬県立伊勢崎高等学校」、「群馬県立太田女子高等学校」においては、金融やお金との関わりについて多面的・多角的に考えることを通して、消費者としての自立性を養うことを目的に、授業研究・実践を行ってまいります。
 
 今後、他の県立高等学校における金融経済教育や消費者教育にも活用できる、効果的な授業実践を行ってまいります。


群馬県教育委員会事務局
高校教育課