京都府立洛水高校レポート先生・生徒の感想

生徒の感想

  • 自分がお金に関して甘く見ていたのが分かりました。自分が思っている以上にお金は複雑で、大変なものだと改めて実感しました。ローンもクレジットも金利がかかるので、しっかり考えて使わなければいけないと思いました。
  • 金融教育を受けて、人生においてどのような時にどのようなお金が必要なのかよく分かりました。そのうえで、ローンを活用する時の仕組みや利息のことなど学べて良かったです。将来絶対使うことになるので、正しく理解して利用しなければならないと思いました。また、お金は計画的に先を見て、しっかり使わないといけないと思いました。
  • 人にお金を借りることは、物を借りて返すのとは異なるので、借りる会社(金融機関など)も選ばなければならないと思いました。また、計画的にお金を使っていかなければならないと思いました。金融教育を受けて、人生のリスクなども知ることができて良かったです。
  • お金のことがよく分かった。カードやローンの活用方法が分かった。考えてお金を使わなければいけないと思った。生活設計・マネープランゲームをしてみて、自動車、家を上手に買わないと借金になるので、考えて買おうと思った。
  • 金融教育を受けて、今後の生活設計の参考になったと思う。ローンの組み方やお金の使い方、クレジットカードの使い過ぎなど、お金の使い道をしっかり考えないといけないと思いました。お金を借りる場合には、信用がないと貸してもらえないということも改めて知りました。

先生の感想

①生活設計・マネープランゲームについて

  • 近い将来自分に関係してくることなので、楽しく知識を得られることは良かった。生徒が自分の将来について考えられたと思う。
  • ゲームがとてもうまく作られていて、少し内容を考えさせた後にイベント&アクシデントが来るようになっていて、集中がつながるようになっていたと思う。
  • 50分×2コマ(100分)で授業を実施する場合、生徒の集中が途切れないよう教員側の工夫が必要だと思う。
  • ゲーム結果からの生徒の気づきや質問に対して、教員側の力量が問われるので、幅広い知識や視点を持っておくべきと思った。

②ローン・クレジットの授業について

  • 社会科や家庭科の教材としては、問題なく活用できると思った。総合的な学習の時間で活用する場合には、教員側の工夫が必要だと思った。
  • レクチャー式ばかりでなく、ブレーンストーミングとKJ法やロールプレイングを行うなど、生徒が体験を通して考えることができる取組みの方が、理解が深まりやすいと思った。
  • ハウツーで終わらないように、教員側が現在の社会の仕組みや歴史的変化、また世界にも目を向ける視点を持つ必要を感じた。