10月26日(火)実施

神奈川県立相模原総合高等学校レポート 講師派遣

 講義は、銀行の三大業務である「預金」「為替」「貸出」から始まりました。

 まず講師が、なぜ銀行にお金を預けるのか?預金することのメリットとは何かを整理します。続けて、振り込んだお金はどうやって相手の銀行に届くのか、為替のひとつである振込みのお金の流れを図説していきます。 
 銀行が預かったお金を企業や個人に貸す「貸出」については、銀行は貸す前に借りたい人から計画などをよく聞いてきちんと返してくれるかどうかを調べるとし、お金を借りるうえでの「信用」とはどんなものかを説明します。講師自身が過去に経験した例を踏まえ、お金を借りるうえでの「信用」の大切さを説明しました。

 次に、銀行の役割について、「国・地方公共団体」「個人」「企業」の3つの経済主体と「銀行」との関わりから、経済社会において銀行がどのような役割を担っているか?一般企業との違いは何か?ということをテンポよく説明していきます。

 講義の中盤では、お札の数え方のレクチャーがありました。

 そして、最後に、銀行員の仕事のやりがいは、資産運用や住宅ローンなどを通じて個人の夢の実現の手助けをすること、融資やコンサルティングなどを通じて企業成長の手助けをすることなどであるとして締めくくりました。