10月19日(火)実施

 全8時間授業の5,6時間目として「銀行と金融の仕組みと役割」を学ぶ授業が実施されました。 

 前回の授業内容「ローン」や「クレジット」の振り返りから授業が始まり、導入クイズを交えながら、銀行の業務や役割の学習に入りました。 

 「預金と貸出の利息が違い、その差が銀行の利益になる」という仕組みを知り、さらに、生徒用テキストの導入マンガから銀行の三大業務「預金」「貸出」「為替(振替)」について学んでいきます。先生から「振込」など生徒の生活に身近な銀行の役割についての説明もありました。 

 “株式や債券を発行して、個人や企業から直接お金を集める”直接金融と“金融機関が個人や企業から預かったお金を借りる”間接金融については、生徒たちには少し難しいようで、現代社会の資料集も使いながら、理解を深めていました。

 これまでの5時間のまとめとして、「家計」「政府」「企業」の3つの経済主体における金融の関わりについて図を用いて説明がありました。また、貨幣についても触れ、貨幣には「価値の尺度」「交換手段」「支払い手段」「価値の貯蔵手段」があるとしました。 

 最後に、生徒が感想を発表しました。「銀行の三大業務についてもそうだが、銀行が15時で閉まることを初めて知った」「あと少しで社会人になるので、しっかり預金をして役立つようにしたい」など、金融について学びながら、自分の生活にひきつけて考えた感想が目立っていました。