10月26日(火)実施

筑波大学附属坂戸高等学校レポート7,8時間目

 全8時間授業の7,8時間目として「生活設計と選択・判断」を学ぶ授業が実施されました。

 これまでの6時間の授業を振り返ることから授業を始めました。生徒たちが一番苦手とし、かつ興味をもったものは“利息の計算”だったようです。 

 授業を振り返りつつ、今まで学習したことを活かして、再度、ライフプランゲームを行います。前回と同じ班で取り組み、20代から40代までの人生を体験しました。 

 20代では家は賃貸と決め、30代では「結婚をするか、子どもを産むか、家は買うか、車は買うか」などの選択をしていきました。ローンを組む方法も考えながら、頭金があるか、一括購入できるかなど、今までの学習内容を活用して議論をしていました。しかし、収支のバランスを考えていたつもりでも、30代を終えた時点で、赤字の班が多かったようです。 
 40代までゲームを進め、それぞれの班の人生を発表していきます。「50代で挽回したかったのに」という声がありました。

 「1時間目の反省を活かし、収入と支出の差で調節した」「前回は孤独な人生でしたが、今回は結婚し、子どもも二人できました」など、1時間目より、収支や思い出ポイントのバランスを考えながら人生の選択をしている班が多かったようです。自分の人生だけでなく、子どもに苦労をかけないように支出を抑えようとしている班もあり、生徒たちは、1つ1つの選択を現実的に検討しているようでした。