授業のねらい

授業単元

社会科・公民的分野　「わたしたちの消費生活」

授業のねらい

　本校の3年生は、授業に対してとても前向きで、落ち着いて授業を受けることができる。教師の発問に対しても、一問一答形式の質問には多くの生徒が意欲的に挙手をすることができる。
　しかし、普段の子どもたちの会話の中で、「社会科は暗記科目である」と考えている生徒が多いことが気にかかる。例えば、社会科で学習した地理的事象や歴史的事象を「子どもたちの実生活」や「将来の人生」に結び付けるのが難しいというのが現状である。
　このような状況を踏まえ、公民的事象に関する基礎的・基本的な知識を習得させたうえで、それを活用し、公民的事象から学んだことを「子どもたちの実生活」や「将来の人生」に生かすことができる生徒を育成したいと考える。

教材を活用した授業の実際

〇収入と支出のシミュレーションをすることで、将来の家計を予測・検討を行い、収入と支出のバラ ンス、“かしこい”消費生活のあり方を考えることができる。
〇班で協力して、生活設計・マネープランゲームの体験をとおして、マネープランシートを完成させ、結果発表することができる。また、他の班の発表を聞き、自分の班の結果と比較し、共有することで、より理解を深めることができる。