12時間目:11月26日(月)実施/13時間目:1月22日(火)実施●教材:ローン&クレジットのABC/ライフステージで学ぶ銀行

 9月から学んできた金融経済授業について、ワークシートや教材を見直しながら、学んだ内容や感想を個人でまとめた後、班に分かれてプレゼンテーションを行いました。

生徒の感想  

  • 将来銀行を利用することはもちろん、クレジットやローンを利用することがほとんどだと思うので、今回の学習は役に立つと思いました。特にお金を借りることについて学んだことは、多重債務にならないために必要なことだったので、これからもよく調べていきたいと思いました。また万が一そうなってしまった場合の後のことも学べたので、少し安心しています。銀行について学ぶとともに、自分が将来利用することについても学べました。
  • 身近なようであまり知られていないローンやクレジット、銀行などの仕組みが知れてよかった。特に、これから一人暮らしをするにあたって必要な知識を身につけることができたと思う。まだまだ難しくて理解しきれていないことや、分からないこともたくさんあるので、この授業が終わっても学習していきたい。

 プレゼンテーションは、授業で学んだ内容を「銀行について」「ローン・クレジットと返済計画について」「ライフプランニングについて」などいくつかの項目に分け、班内でそれぞれ担当を決めて行いました。一人ひとりが、担当する項目について、内容や感想をPPT資料にまとめて、制限時間2分間でプレゼンテーションを行いました。

 調べたこと、分かったことをまとめるだけでなく、それぞれが興味を持ったポイントを強調したり、聞き手に伝わりやすいような表現にするなど、随所に工夫が見受けられました。「今回の授業がなければ、お金との関わり方について興味を持つことはなかったと思う」「授業でいろいろ知るにつれて、経済活動はごく身近にあるものだということが分かったので、これからの人生の中で役立てていきたい」など、実生活に役立つ、金融経済に関する正しい知識を身に付けることができたようです。

 横山校長先生から、商業科で学んだ生徒として、今回の授業内容も含め、経済の動きに敏感になり、日本をリードする人間になっていって欲しいということが伝えられました。

 進学を機に自立する生徒も多く、これからの生活に生かすことのできる知識を身に付けることができた充実した金融経済教育授業の実践となりました。

使用教材