授業テーマとねらい

 生涯を見通した生活を意識して、経済の管理や計画について考えることができるようになる。

  1. ひとり暮らしの経済生活を知ることで、生活費の予算立ての大切さを理解する。
  2. ローンのしくみを理解し、大学卒業後の人生設計を慎重に行おうとする。
  3. 多重債務問題について社会的背景を知り、誰にでも陥る可能性があることを理解する。
    また、多重債務に陥った時はどのようにしたらよいのかがわかる。
  4. 一生にかかるお金を見通すことで、これからの職業選択と経済生活を考える。

教材を活用した授業の実際

 ひとり暮らしの家計収支や給与明細の見方などを学んだ後、家計管理アドバイザーとして、ある社会人の家計診断をする。次に、奨学金の借入や返済の計算をした後、ローンの仕組みについて学ぶ。
 また、クレジットカードや多重債務に対する危機感と対策についても学ぶ。その際、「シリーズ教材お金のキホンマナブとメグミのお金のキホンBOOK」、「アクティブラーニング型授業プログラム家計管理編・多重債務編」を活用する。
 まとめとして、生涯を見通した家計管理について「生活設計・マネープランゲーム」で疑似体験する。