テーマ:お金と経済の基礎学習「金融教育の実践について」平成24年8月9日(木) 10:00~11:00

レポート

消費者教育研修講座

 徳島県教育委員会の主催する消費者教育研修講座に講師を派遣し、徳島県内の小学校、中学校、高等学校および特別支援学校の教職員約20名を対象として、金融教育の実践について講話を行いました。 
 この講座は、消費者トラブルの現状と課題を把握し、消費者教育の指導法を学ぶとともに、実践的指導力を身に付けることを目的として開催されたもので、当日は、全銀協が取り組んでいる金融教育活動について、全銀協が制作したパンフレット等の教材の紹介や、そうした教材を活用した授業実践例、無料出張講座、金融経済教育研究指定校制度などについて説明を行いました。 
 まず、金融教育とは何か?について、お金や金融への理解を通じて自分の暮らしや社会について深く考え、より豊かな生活やよりよい社会づくりに向けて主体的に行動できる態度を養う教育であるとして、内容を4つに類型化して説明しました。 
 こうした金融教育を実践するための全銀協の取組みとして、全銀協が制作したパンフレットやカードゲームなどの教材を活用した授業や、全銀協職員による出張講座の実例を紹介し、対象学年に応じたパンフレットの内容と教科との連携、スライドを使用した授業の進め方、出張講座の実績などについてお話しました。