全国銀行ecoマップは、全国銀行協会に加盟している各銀行の環境問題に対する取組みを紹介しています。
本店所在地:茨城県

常陽銀行の取組み
地域のカーボンニュートラルへの貢献

◆地域のカーボンニュートラルに資する新事業の展開。
・昨今のカーボンニュートラルの機運やESG投資等運用ニーズの高まりから、再エネの需要が急速に高まっており、大手企業のみならず、地域企業の自社使用電力における再エネニーズが顕在化。再生可能エネルギー子会社「常陽グリーンエナジー株式会社」(2022年7月設立)では、以下のような事業を通じ、地域のカーボンニュートラルへの貢献を進めている。
【主な事業】
①稼働済の再エネ電源または新規開発電源を取得し、FIT制度に基づく電力会社への売電、もしくは地域の事業会社などへのグリーン電力(非FIT)として供給。
・2025年3月末までに約17MWの太陽光発電施設を取得・開発。
②地域の事業会社などに対する自家消費型太陽光発電設備(太陽光パネル・蓄電池)の導入促進やコーポレートPPA事業(※1)の推進。
【直近の取り組み】
・2025年6月、茨城県龍ケ崎市役所へのオンサイトPPAによる電力供給を開始(本庁舎の駐車場に太陽光パネルを搭載したソーラーカーポートを設置)。
・2025年7月、オフサイトPPAへの取り組みとして、TGオクトパスエナジー株式会社を通じ、茨城県内で開発した再生可能エネルギー電源を含むグリーンエネルギーを、鹿島アントラーズのホームスタジアムを含む5施設へ供給開始。
③カーボンオフセットに関する事業の展開。
・茨城県内森林のCO2吸収効果に基づくJ-クレジットの販売を開始し(2022年9月)、当初販売予定量630tの販売を完了。
・2025年2月に、茨城県大子町、大子町森林組合、株式会社バイウィルとの間で、「森林資源による環境価値の創出に向けた連携に関する協定」を締結し、J-クレジットの創出に尽力。