I 預金(実質預金)の動向
全国銀行の実質預金は、前月末比2兆2,847億円、0.5%増、前年同月末比では、19兆7,113億円、4.1%増となり、債券純発行高は、前月末比2,249億円、1.0%減、前年同月末比では、5兆1,444億円、18.9%減であった。
- 都市銀行
都市銀行は、前月末比2兆9,153億円、1.3%増、前年同月末比では、19兆7,466億円、9.4%増となった。 - 地方銀行・地方銀行II
地方銀行は、前月末比3,806億円、0.2%減、前年同月末比では、5,574億円、0.3%増となった。
地方銀行IIは、前月末比1,790億円、0.3%減、前年同月末比では、1兆2,103億円、2.1%減となった。 - 信託銀行・長期信用銀行
信託銀行は、前月末比431億円、0.1%減、前年同月末比では、5,851億円、2.0%増となった。
長期信用銀行は、前月末比279億円、0.9%減、前年同月末比では、3,117億円、11.0%増となった。
II 貸出金の動向
全国銀行の貸出金は、前月末比8兆972億円、1.8%減、前年同月末比では、15兆418億円、3.4%減であった。
- 都市銀行
都市銀行は、前月末比4兆169億円、1.8%減、前年同月末比では、10兆1,514億円、4.5%減となった。 - 地方銀行・地方銀行II
地方銀行は、前月末比2兆6,954億円、2.0%減、前年同月末比では、9,211億円、0.7%減となった。
地方銀行IIは、前月末比9,159億円、2.1%減、前年同月末比では、1兆6,629億円、3.7%減となった - 信託銀行・長期信用銀行
信託銀行は、前月末比3,554億円、1.1%減、前年同月末比では、4,419億円、1.4%減であった。
長期信用銀行は、前月末比1,137億円、1.4%減、前年同月末比では、1兆2,476億円、13.2%減であった。
- 〔参考〕
- 全国銀行の4月末総貸出残高(ユーロ円インパ等を含む)は、436兆4,624億円であるが、債権流動化額等の特殊要因3兆7,300億円を加えた調整後残高は、440兆1,924億円、前年同月末比13兆5,618億円、3.0%減となった。
なお、各業態の調整後残高等については計数表を参照。
- 〔注〕
- 全国銀行とは、都市銀行(7行:みずほ・東京三菱・あさひ・UFJ・三井住友・大和・みずほコーポレート)、地方銀行(64行)、地方銀行II(第二地方銀行協会加盟の地方銀行(56行)、信託銀行(8行:三菱信託・みずほアセット信託・UFJ信託・中央三井信託・住友信託・野村信託・みずほ信託・大和銀信託)、長期信用銀行(2行)の5業態をいう。