平成14年6月末

I　預金（実質預金）の動向

全国銀行の実質預金は、前月末比2,782億円、0.1％増、前年同月末比では、22兆2,267億円、4.7％増となり、債券純発行高は、前月末比2,550億円、1.2％減、前年同月末比では、6兆4,655億円、23.9％減であった。

1. 都市銀行
   都市銀行は、前月末比3兆5,075億円、1.5％減、前年同月末比では、18兆4,618億円、9.0％増となった。
2. 地方銀行・地方銀行II
   地方銀行は、前月末比2兆9,304億円、1.6％増、前年同月末比では、2兆4,425億円、1.4％増となった。
   地方銀行IIは、前月末比8,241億円、1.5％増、前年同月末比では、1兆350億円、1.8％減となった。
3. 信託銀行・長期信用銀行
   信託銀行は、前月末比3,316億円、1.1％減、前年同月末比では、1兆3,751億円、4.8％増となった。 　
   長期信用銀行は、前月末比3,627億円、10.9％増、前年同月末比では、9,823億円、36.3％増となった。

II　貸出金の動向

全国銀行の貸出金は、前月末比2,254億円、0.1％増、前年同月末比では、15兆3,927億円、3.5％減であった。

1. 都市銀行
   都市銀行は、前月末比4,788億円、0.2％増、前年同月末比では、10兆9,581億円、4.8％減となった。
2. 地方銀行・地方銀行II
   地方銀行は、前月末比3,021億円、0.2％増、前年同月末比では、5,988億円、0.4％減となった。
   地方銀行IIは、前月末比728億円、0.2％増、前年同月末比では、9,617億円、2.2％減となった。
3. 信託銀行・長期信用銀行
   信託銀行は、前月末比3,055億円、1.0％減、前年同月末比では、1兆1,306億円、3.6％減であった。 　
   長期信用銀行は、前月末比3,228億円、4.1％減、前年同月末比では、1兆7,435億円、18.7％減であった。

〔参考〕

全国銀行の6月末総貸出残高（ユーロ円インパ等を含む）は、433兆1,443億円であるが、債権流動化額等の特殊要因6兆4,900億円を加えた調整後残高は、439兆6,343億円、前年同月末比10兆9,127億円、2.4％減となった。
なお、各業態の調整後残高等については計数表を参照。

〔注〕

全国銀行とは、都市銀行（7行：みずほ・東京三菱・あさひ・ＵＦＪ・三井住友・大和・みずほコーポレート）、地方銀行（64行）、地方銀行II（第二地方銀行協会加盟の地方銀行（56行）、信託銀行（8行：三菱信託・みずほアセット信託・ＵＦＪ信託・中央三井信託・住友信託・野村信託・みずほ信託・大和銀信託）、長期信用銀行（2行）の5業態をいう。

本件に関する照会先：木佐森、木村　　Tel　03-5252-3778

次回の発表日：平成14年8月7日（水）予定