全国銀行 預金・貸出金速報(メモ)

I 預金(実質預金)の動向

全国銀行の実質預金は、前月末比1兆3,032億円、0.3%減、前年同月末比では、21兆1,106億円、4.5%増となり、債券純発行高は、前月末比4,764億円、2.4%減、前年同月末比では、6兆7,780億円、25.7%減であった。

  1. 都市銀行
    都市銀行は、前月末比1兆8,762億円、0.8%減、前年同月末比では、16兆2,500億円、7.9%増となった。
  2. 地方銀行・地方銀行II
    地方銀行は、前月末比730億円、0.04%減、前年同月末比では、1兆8,968億円、1.1%増となった。
    地方銀行IIは、前月末比3,354億円、0.6%増、前年同月末比では、6,814億円、1.2%減となった。
  3. 信託銀行・長期信用銀行
    信託銀行は、前月末比2,960億円、1.0%増、前年同月末比では、2兆1,846億円、7.6%増となった。
    長期信用銀行は、前月末比147億円、0.4%増、前年同月末比では、1兆4,606億円、54.9%増となった。

II 貸出金の動向

全国銀行の貸出金は、前月末比1兆2,894億円、0.3%増、前年同月末比では、12兆8,614億円、2.9%減であった。

  1. 都市銀行
    都市銀行は、前月末比5,813億円、0.3%増、前年同月末比では、9兆2,800億円、4.1%減となった。
  2. 地方銀行・地方銀行II
    地方銀行は、前月末比5,228億円、0.4%増、前年同月末比では、1,447億円、0.1%減となった。
    地方銀行IIは、前月末比1,320億円、0.3%増、前年同月末比では、7,008億円、1.6%減となった。
  3. 信託銀行・長期信用銀行
    信託銀行は、前月末比1,797億円、0.6%増、前年同月末比では、9,511億円、3.1%減であった。
    長期信用銀行は、前月末比1,265億円、1.7%減、前年同月末比では、1兆7,848億円、19.6%減であった。
〔参考〕
全国銀行の8月末総貸出残高(ユーロ円インパ等を含む)は、432兆4,816億円であるが、債権流動化額等の特殊要因7兆1,600億円を加えた調整後残高は、439兆6,416億円、前年同月末比7兆3,614億円、1.6%減となった。
なお、各業態の調整後残高等については計数表を参照。
〔注〕
全国銀行とは、都市銀行(7行:みずほ・東京三菱・あさひ・UFJ・三井住友・大和・みずほコーポレート)、地方銀行(64行)、地方銀行II(第二地方銀行協会加盟の地方銀行(56行)、信託銀行(8行:三菱信託・みずほアセット信託・UFJ信託・中央三井信託・住友信託・野村信託・みずほ信託・大和銀信託)、長期信用銀行(2行)の5業態をいう。

照会先

本件に関する照会先:木佐森、木村  Tel 03-5252-3778

次回の発表日:平成14年10月9日(水)予定