本日、日本証券業協会及び全国銀行協会では、標記の調査を別添のとおり公表致しました(日本証券業協会ホームページにも掲載しております)。
本調査は、日本証券業協会及び全国銀行協会が毎月実施している「証券化市場の動向調査」(注)を、我が国証券化市場における情報インフラ整備の一環として、2007年度(2007年4月~2008年3月)中における発行分について集計し、取り纏めたものです。
- (注)
- 「証券化市場の動向調査」は、日本銀行により、2004年5月から2006年3月末までの時限的措置として実施されていたものですが、成長段階にある我が国証券化市場において、取引の円滑化・効率化に資する情報インフラとしての機能を担うものであり、その継続が市場関係者にとって有益と考えられることから、2006年4月より、日本証券業協会及び全国銀行協会が、日本銀行から引継ぎ、実施しているものです。
今回調査の概要は以下のとおりです。
- 2007年度における証券化商品の発行金額は6.8兆円となり、調査開始(2004年度)以来最大の規模であった2006年度(9.8兆円)対比▲30.8%の減少となった。
- 「裏付資産」別にみると、6.8兆円のうち、住宅ローン債権等を裏付資産とした「RMBS(Residential Mortgage Backed Securities)」が3.3兆円となったほか、商業用不動産担保ローン債権等を裏付とした「CMBS(Commercial Mortgage Backed Securities)」が1.9兆円となった。
以上
本件に関する照会先:
日本証券業協会 自主規制2部 金融商品担当 植松、絹村 Tel.03-3667-8516
全国銀行協会 金融調査部 天野、小暮 Tel.03-5252-3778