平成21年5月29日

「証券化市場の動向調査(~2008年度の発行動向~)」の公表について

日本証券業協会
全国銀行協会

     本日、日本証券業協会及び全国銀行協会では、標記の調査を別添のとおり公表致しました(日本証券業協会ホームページにも掲載しております)。

     本調査は、日本証券業協会及び全国銀行協会が毎月実施している「証券化市場の動向調査」を、我が国証券化市場における情報インフラ整備の一環として、2008年度(2008年4月~2009年3月)中における発行分について集計し、取り纏めたものです。

     今回調査の概要は以下のとおりです。

    1. 2008年度における証券化商品の発行金額は3.7兆円となり、調査開始(04年度)以来最小の規模となった。
    2. 「裏付資産」別にみると、3.7兆円のうち、住宅ローン債権等を裏付資産とした「RMBS(Residential Mortgage Backed Securities)」が2.0兆円となった。前年度との対比では、商業用不動産担保ローン債権等を裏付とした「CMBS(Commercial Mortgage Backed Securities)」が▲1.5兆円減少したほか、RMBSも▲1.3兆円減少した。

    以上

    本件に関する照会先:
    日本証券業協会 自主規制3部 植松、青山 Tel.03-3667-8516
    全国銀行協会 金融調査部 天野、昆 Tel.03-5252-3778