本店所在地:東京都

三井住友銀行の取組み


銀行店舗・施設におけるグリーンエネルギーの積極利用

CO2削減 その他

2030年までにSMBCグループが排出する温室効果ガス(Greenhouse Gas/GHG)をネットゼロとする目標を掲げ、2022年4月、4本部ビル(本店、東館、大阪本店、神戸本部)で使用するすべての電力を再生可能エネルギーに変更し、年間約10,000トンのGHG排出削減。

また、保有する遊休スペース等に、メガバンク初のメガソーラー発電設備「SMBC川崎メガソーラープレイス」を新設予定。これにより、年間約440トンのGHG排出削減を目指す。

さらには、メガバンク最大規模となるオフサイトコーポレートPPA(※)の導入を推進しており、年間約2,300トンのGHG排出削減を目指す。

本店は、雨水貯留設備・太陽光発電設備の導入、屋上緑化の実施、人感センサーの導入、リサイクル材の採用など、さまざまな環境対策を実施することで、2010年竣工時における東京都の平均的な建物と比較し、年間CO2排出量を30%相当削減できる設計。例えば空調設備では、高効率空調フィルターのリサイクル効果と省エネ効果により、年間187トン(スギ1万3千本(人工林面積約15ha相当)の年間吸収量に相当)のCO2を削減。

2015年夏にオープンした東館は、本店ビルディングで実施した環境対策に加え、全館LED照明化、外壁性能の向上などの施策を導入しており、2015年竣工時における東京都の平均的な建物と比較し、年間CO2排出量を35%相当削減できる設計。これらの環境対策により、建築物を環境性能で評価・格付けするCASBEE評価の「Sランク」や、世界的な環境認証であるLEED-CI評価「Platinum」を取得。また、1階のアース・ガーデンに設置した地球を体感できるデジタル地球儀「触れる地球」や、2階の環境・社会と金融の関係をテーマとした体験型ミュージアム「金融/知のLANDSCAPE」は、開館時間中であれば、どなたでも自由に触れて見学いただくことが可能。

(※)遠隔地の発電設備から送配電網を介して送電し、需要家が発電事業者から長期間環境価値を調達する契約。近年欧米でも導入が進む。

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