安心・安全、かつ効率的な為替取引を支える!

武田 直之
全国銀行資金決済ネットワーク所属(2015年度入社)

 武田は、全銀協の子法人である全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)で活躍している。全銀ネットは、金融機関をオンラインで結び、金融機関相互の振込や送金などの為替取引を安心・安全かつ効率的に実施する全国銀行内国為替制度を運営している。この制度の中心となるのが、「全国銀行データ通信システム」(全銀システム)である。1日に約650万件、約12兆円の決済を処理する全銀システムは、わが国の経済活動の基盤として極めて重要であり、武田の業務が円滑なシステム運行・制度運営を支える。
 武田は、全銀システムの運用担当として、何らかの障害を検知した場合にシステムベンダと協力して復旧作業を行うとともに、当日の資金決済を円滑に行えるよう対処方法について銀行と協議・検討を行い、対応する。多くの人が利用する振込を担うシステムだからこそ、一日も止めることはできないという緊張感を持って日々仕事にあたっている。
 また、武田は、全銀システムの開発にも携わる。以前、平日の日中帯のみの稼動としていた全銀システムを24時間365日稼動させるためのシステム開発プロジェクトに入社当初から参画し、要件定義・システムの運行試験などで貢献した。「実際に自分で夜間に振込を行って、相手に即時に着金したときに、銀行のサービス向上に貢献できたと実感でき、やりがいを感じました」と当時を振り返る。この経験を活かし、今は新たなプロジェクトで開発企画を担っている。
 今後について武田は、「これまでの経験を活かして協会が持つ別のシステムにも携わってみたいし、調査や銀行業務などのこれまでとは別の部門にも携わってみたい」と将来を展望している。

武田職員からのメッセージ

 全銀協は、業界団体としての団体活動のほかにも、東京手形交換所、全銀システム、全銀電子債権ネットワーク(でんさいネット)といった複数の金融インフラを運営しています。世の中のお金の動きを間近で感じることができる数少ない企業の一つとして、全銀協に興味を持っていただければ幸いです。

 

会計制度への銀行界からの意見発信に貢献!

黒岩 真奈美
企画部(2017年度入社)

 黒岩の所属する企画部は、各銀行の役員が出席する会合の運営や予算の管理といった企業経営に加え、銀行法や金融商品取引法などの銀行業務に関する法令や国内外の金融規制等の金融制度、銀行経営に影響を及ぼす税制等に関する調査や意見発信といった業務を担う。
 この中で黒岩は、国内外の会計基準等に関する意見発信や銀行経理の実務対応等を担当。わが国の会計基準の設定主体だけでなく、国際的な会計基準の動向を幅広くフォローし、銀行界への影響を見極めたうえで、意見発信などを行っている。会計基準の開発の第一線の議論に関わり、その議論が銀行にどのような影響を及ぼすのか、常に意識しているという。
 実は、黒岩は入社以来3年間、銀行業界の税制改正要望を取りまとめ、金融庁などの関係省庁や政党への働きかけを行うといった業務を担当してきた。会計基準の考え方を税法に落とし込むといった議論に当たる中で、会計制度をより詳しく知りたいと感じ、その意向を上司に伝えたところ、実際に会計制度の担当となったのである。
 さらに今後について、「これまで制度の改正に関する議論に携わってきたので、業務部や事務・決済システム部などの銀行実務により近い部門において、制度が実際にどう運用されているか、知見を広めたい。そうして様々な部署で経験を積み知識を増やし、『黒岩さんに聞けば何でもわかる』という存在になりたい」と語る。

黒岩職員からのメッセージ

 全銀協には、銀行実務の改善に関する調査・企画や金融犯罪への対応に加え、決済システム等の企画・運営など、多彩な業務があります。また、そうした各業務は銀行界を代表して方針を決定するというスケールの大きい魅力的な仕事です。
 全銀協は、職員数の少ない組織ですが、その分風通しが良く、先輩にも気軽に相談しやすいです。また、出産や育児を経て働き続けている職員も多くいて、女性にとっても働きやすい職場です。

 

銀行界全体のSDGsに関する取組みの推進のために働く!

越智 広貴
パブリック・リレーション部(2018年度入社)

 越智は、広報・宣伝活動など全銀協による対外的な発信等を幅広く扱う、パブリック・リレーション部に所属している。パブリック・リレーション部は、マスコミ対応やウェブサイトの運営等を担う広報室、金融経済教育等を担う金融リテラシー推進室、全銀協が会員銀行や一般消費者等に販売する出版物の販売・管理を行う出版センターなどの部署を設けて、各業務を推進している。
 加えて、国内外で取組みが進められているSDGsについて、銀行界は、すべての産業に関わるという性質から、ESGに配慮した融資をはじめ、幅広い取組みが求められており、全銀協としても銀行界全体の取組み推進に貢献していくことが求められている。その中で、全銀協全体の取組みの取りまとめも、パブリック・リレーション部の役割となっている。
 越智の仕事も、広報担当としてのウェブサイトの運営等に留まらず、SDGs担当として、主に障がい者対応に関する業務も担うなど幅広い。SDGs担当としては、例えば、会員銀行向け説明会の主担当として、講師を務める関係省庁との丁寧な調整を進め、銀行から寄せられた懸念点を解消させた。
 幅広い業務を担当しつつも一つ一つの業務に細やかな注意を払うことは大変なときもあるが、会員銀行をはじめ省庁など関係団体にも貢献することができ、幅広く影響力を発揮できる点にやりがいを感じているという。
 「まずは、日に日に重要性が増しているSDGsについては、引き続き障がい者対応の面で銀行界全体の取組みの推進にあたりたい。今後はさらに、社会的な課題に対して経済的な側面から貢献し、結果として全銀協ひいては銀行界全体のプレゼンスの向上に貢献していきたい」という。

越智職員からのメッセージ

 銀行界全体を支える全銀協が行う活動は、幅広く社会に影響を与えることも多く、一つ一つの業務に責任をもって取り組む必要がありますが、その分非常にやりがいのあるものばかりです。仕事を通じて社会に広く貢献したことを実感できるのも全銀協の大きな魅力です。