
企業の取組みへの⽀援に対する期待
⾦融機関がどのようにカーボンニュートラルの実現に貢献しつつ、気候変動に関連する変化への強靭性を⾼め、⾃らの持続可能な経営を確保するかは、さまざまなステークホルダーの重要な関⼼事になっています。
また、企業や社会経済全体のカーボンニュートラルの実現に向けては、新たな技術開発や設備投資等が不可⽋であり、そのための資⾦供給源として⾦融資本市場や⾦融機関の果たす役割が期待されています。
⾦融機関がどのようにカーボンニュートラルの実現に貢献しつつ、気候変動に関連する変化への強靭性を⾼め、⾃らの持続可能な経営を確保するかは、さまざまなステークホルダーの重要な関⼼事になっています。
また、企業や社会経済全体のカーボンニュートラルの実現に向けては、新たな技術開発や設備投資等が不可⽋であり、そのための資⾦供給源として⾦融資本市場や⾦融機関の果たす役割が期待されています。
気候変動対応に係る⾦融分野特有の規制・ルール作りが国内外で進んでおり、銀⾏にはさまざまな対応が求められています。
こうした動きやステークホルダーからの期待・要請を踏まえ、⾦融分野における気候変動対応は、⺠間主導の国際的なイニシアティブに発展しています。例えば、わが国の⼀部の⼤⼿銀⾏は、ネット・ゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)に加盟し、投融資ポートフォリオの2050年までのカーボンニュートラル(投融資先企業における温室効果ガスの排出量合計をネットゼロにすること)を宣⾔しています。
※NZBA:2021年4⽉に国連環境計画・⾦融イニシアティブ(UNEP FI)主導で設⽴された銀⾏の国際的なアライアンス。NZBAへの加盟に当たり、投融資ポートフォリオの2050年までのカーボンニュートラルに向けて、中間⽬標の設定や⾏動計画の開⽰等も求められる。