
別紙スキーム図 [59 KB]
2002年2月 1日
各 位
全国銀行協会
全国銀行協会(会長 山本 惠朗(富士銀行頭取))は、本日、全銀協認証局を開局し、金融機関の認証のための電子証明書発行サービスを開始いたしました。
全国銀行協会は、昨年3月、セキュリティと顧客利便に優れたICキャッシュカードの普及を期待して、「全銀協ICキャッシュカード標準仕様」を制定しました。
この標準仕様では、ICキャッシュカードを発行する金融機関相互の間でのICカード取引を実現するため、ICクレジットカードにおいても利用されている「公開鍵暗号方式」を採用しています。
全銀協認証局は、この「公開鍵暗号方式」実現のために、ICキャッシュカードを発行する金融機関の公開鍵(発行者公開鍵および端末公開鍵)の正当性を証明する電子証明書を発行する上位認証局(ルート認証局)として、わが国初のものです(別紙スキーム図参照)。
なお、全銀協認証局の運営主体は社団法人東京銀行協会とし、また、全銀協認証局の電子証明書発行システムは、NTTコミュニケーションズ株式会社に委託しています。