2004年4月 9日

各 位

全国銀行協会

貸出債権市場における情報開示に関する研究会報告書について

全国銀行協会(会長:三木繁光東京三菱銀行頭取)では、貸出債権市場の活性化に向けた取組みが深まるなか、守秘義務と情報開示の関係が曖昧であることが貸出債権市場発展の阻害要因の一つであることから、その明確化を図るべく、金融庁の要請を受け、本年2月に「貸出債権市場における情報開示に関する研究会」を設置し、検討を行ってまいりました。

今般、同研究会では、議論の成果として報告書を取りまとめ、昨日金融庁に提出いたしましたので、ご連絡申しあげます。

本報告書は、企業顧客情報を検討の対象とし、銀行の守秘義務と情報開示に関し法的側面から問題を整理し、基本的な考え方やそのあり方について一定の指針を提示するものです。

本報告書の本文および概要は別添のとおりです。