平成16年4月 9日

各 位

全国銀行協会

貸出債権市場に関するアンケート結果について

貸出債権市場は、企業金融の新たな流れを後押し日本経済や金融の活力を高めていく上で必要にして不可欠なマーケットです。企業にとっては、シンジケート・ローンの活用により資金調達の多様化・円滑化が進み、また、セカンダリー市場の拡大は債権の流動性を高め新たな融資余力を生じさせます。金融機関にとっては、機動的なポートフォリオ運営によって地域や業種の偏りを是正し、また、価格形成の透明化を通じてリスクに見合ったリターンの確保が可能となります。さらに、金融システム全体としてリスク許容度が向上すれば事業再生などに向けた資金供給も促進されます。

銀行界としても、そうした市場の活性化に向けた環境整備に取り組んでいるところですが、今回、その一環として、貸出債権市場に関する現状認識及び今後の課題を把握するためにアンケート調査を実施し、別紙の通りその結果をとりまとめましたので、お知らせいたします。

目的

貸出債権市場に係る現状認識及び今後の課題の把握

対象

都市銀行・地方銀行・信託銀行・長期信用銀行・第二地方銀行協会加盟銀行(合計128行)

実施時期

平成16年2月

総括

現状認識としては、資産の積み上げ、資産内容の健全化などの観点から貸出債権市場への期待は大きく、更なる活性化を望む声が強い。今後取り組むべき課題としては、守秘義務と情報開示の整理、インフラの整備などがあり、併せて、債務者企業の理解促進、銀行の意識改革が必要である。

【本件照会先】企画部 渡邉/明官/橋本 TEL03-5252-3707

別添資料:貸出債権市場に関するアンケート結果について