2004年5月20日

全国銀行協会

機関誌「金融」5月号の発刊について

本日、当協会機関誌「金融」5月号を発刊いたしました。目次は別添のとおりです。
また、本号には、以下のテーマの論文および研究レポートを掲載しておりますので、添付いたします。

  • 論文「経済財政諮問会議の『論点整理』と今後の郵政民営化論議への期待」
    全国銀行協会 金融調査部長  増田 豊
    4月26日、小泉内閣が改革の本丸と位置づけている郵政民営化について、経済財政諮問会議の「論点整理」が公表された。そこで、今般の「論点整理」を分析し、全銀協が本年2月に公表した郵政民営化に関する改革案との比較検討を行い、今後の郵政民営化論議への期待(議論いただきたい重要な論点)を明らかにしたものである。
  • 研究レポート「国債の非居住者保有について―その向上に向けた施策―」
    全国銀行協会 金融調査部  大山 浩世
    わが国では国債の大量発行の状況が続いており、国債の保有者の多様化を図る必要性が各方面から指摘されている。特に、海外投資家による保有については、円の国際化の観点からもその必要性が強く求められている。そこで、海外投資家による日本国債の保有を高めるために、銀行等のカストディ業務の観点から、税制面を含め、どういった施策が考えられるか検討を試みたものである。
  • 上記の論文・研究レポートは、いずれも意見にわたる部分は筆者個人の見解を示しているものであり、全銀協の公式的な見解を示しているものではありません。

【本件照会先】金融調査部(「金融」編集担当)大山 TEL.03-5252-3741