2004年12月16日

各 位

全国銀行協会

「盗難通帳による払出し」および「口座不正利用」等に関する
警察庁・金融庁・銀行界による連絡会の開催(結果)について

当協会では、昨年9月16日の理事会において「盗難通帳による払出し」および「口座不正利用」への対応策等を取りまとめ、その一環として、当協会を事務局とする警察庁・金融庁・銀行界による連絡会を開催しております。(注)

今般、最近の被害の増加を踏まえ、「偽造キャッシュカードによる預金等引出し」をテーマに加え、下記のとおり連絡会を開催いたしました。

注.
これまで昨年10月20日および本年2月17日に開催。

1.日時: 平成16年12月15日(水)

2.出席者: 警察庁、金融庁、銀行界 約30名

3.概要:

  • 警察庁から、「振り込め詐欺」および「偽造キャッシュカードによる預金等引出し」の最近の特徴ならびに同庁における取組み、先の臨時国会で成立した本人確認法の改正の概要について説明があった。
  • 金融庁から、銀行界に対して、12月6日付けの警察庁からの要請を踏まえ、引き続き「偽造キャッシュカードによる預金等引出し」に対して適切に対応するよう要請があった。また、同庁における預金口座の不正利用に係る情報提供件数について報告があった。
  • 当協会からは、「偽造キャッシュカードによる預金等引出し」、「口座不正利用」および「盗難通帳による払出し」に関するアンケート結果ならびに銀行界としての取組みおよび個別行における自主的な取組みについて説明した。
  • 各出席者からの説明等の後、意見交換を行った。