2007年4月25日

各位
全国銀行協会

「株券電子化に伴う株式担保の一斉移行対応(Q&A)(第1版)(公表資料)」および「株券電子化に伴う株式担保に係る想定事務フロー(公表資料)」について

今般、全国銀行協会(会長 奥 正之 三井住友銀行頭取)では、2009年(平成21年)1月の上場会社発行株式の一斉ペーパーレス化への対応として、株式担保の株券電子化対応促進の一助とすべく「株券電子化に伴う株式担保の一斉移行対応(Q&A)(第1版)(公表資料)」(別添1:以下「移行Q&A第1版」という)および「株券電子化に伴う株式担保に係る想定事務フロー(公表資料)」(別添2:以下、「想定事務フロー」という)を下記のとおりとりまとめました。
 また、移行Q&A第1版および想定事務フローの作成にあたっては、(株)証券保管振替機構、日本証券業協会の協力を得ています。
 なお、移行Q&A第1版、想定事務フローいずれも、継続検討中の事項も含まれており、今後、株券電子化の移行までの検討を踏まえて、修正・追加等があり得ること、また、いずれの内容も、株式担保事務についてすべてのケースをカバーするものではなく、銀行等金融機関をはじめとする利用者の事務手続を一律にルール化するものではないのでご留意ください。

「移行Q&A第1版」

株券電子化一斉移行における株式担保の円滑な移行に関して、お客様(担保権設定者)および銀行等(担保権者)にとっての実務指針的なものとなることを期待し、株式担保の移行の観点から想定される問題をQ&A形式に整理したもの

「想定事務フロー」

新振替制度における株式担保の継続利用の確保の観点から、「株券電子化に伴う担保設定に関する想定事務フロー(第1版)」(平成18年8月)について、さらに検討を重ね、従前の担保設定に、担保解除時、担保権実行時の想定事務フローを加えたものとしてとりまとめたもの