2008年1月24日

各 位

全国銀行協会

「シンジケート・ローン等における証券担保利用に関する研究会報告書」について

 今般、全国銀行協会(会長 奥 正之 三井住友銀行頭取)では、「シンジケート・ローン等における証券担保利用に関する研究会」(座長:森下哲朗教授(上智大学))において、別添のとおり報告書を取りまとめました。
 株券電子化一斉移行を一年後に控え、当協会では株式担保の問題について鋭意検討を続けておりますが、シンジケート・ローンなどにおける複数担保権者における株券電子化後の株式担保については、その取扱いおよび法的問題について明らかでない点があるとの指摘を踏まえ、当協会は平成19年9月に本研究会の設置を決定し、検討を行ってまいりました。
 (研究会および報告書の概要等については、説明資料「シンジケート・ローン等における証券担保利用に関する研究会報告書について」参照)。
 報告書では、株券電子化後の実務対応の一つの指針として活用されることを期待し、対応策として考え得る解釈論を示しております。
 なお、本報告書は、研究会での議論を取りまとめたもので、全銀協として、意見を表明したものではありませんので、念のため申し添えます。

【本報告書に関する照会先】
研究会事務局
全国銀行協会 業務部 阿部、小倉、大野、石川 tel.03-5252-4310