2008年7月22日

各 位

全国銀行協会

申し合わせ

「ATMコーナーにおける携帯電話での通話自粛」の呼びかけについて

 全国銀行協会(会長 杉山清次 みずほ銀行頭取)は、昨今、振り込め詐欺が急増し、なかでも還付金詐欺など、被害者をATMコーナーに誘導し、携帯電話でATM操作を指示して資金を騙し取る手口が増加していることから、今般、振り込め詐欺被害の未然防止に向けた自主的な取組みを一層強化すべく、ATMコーナーにおける携帯電話での通話に関し、別添のとおり、申し合わせを行いましたのでお知らせいたします。 

【本件連絡先】
企画部 西村、今津、青木 Tel.03-5252-3706

 

別添

 

平成20年7月22日

「ATMコーナーにおける携帯電話での通話自粛」の呼びかけについて

全国銀行協会

 昨今、振り込め詐欺被害が急増し、再び社会問題化しており、その未然防止対策が喫緊の課題となっている。

 振り込め詐欺は、高齢者を中心としたお客さまの大切な資産を騙し取る許しがたい犯罪であることに加え、預金口座やATMなど銀行が提供する決済サービスを悪用する手口であることから、私ども銀行界としても、これを重要な問題と捉え、種々の対策を講じているところである。

 なかでも最近では、還付金等詐欺など、被害者を巧みにATMコーナーに誘導のうえ、携帯電話でATM操作を指示して資金を騙し取る手口が増加しており、その対策は急務である。

 従って、今般、当協会では、振り込め詐欺被害の未然防止に向けた自主的な取り組みを一層強化すべく、ATMコーナーにおける携帯電話での通話に関し、下記のとおり申し合わせる。

 

 

  1. ATMコーナー(ATM機器より概ね2メートル以内の範囲)における携帯電話の通話は、原則としてご遠慮いただくこととする。

  2. 本件について、広くお客さまのご理解が得られるよう、ポスターの掲示など、積極的に周知活動を行う。

  3. 携帯電話で通話しながらATMを操作しているお客さまに対しては、犯罪被害防止の観点から、従来にも増して積極的にお声かけを行うよう努める。

以上

別添資料:「ATMコーナーにおける携帯電話での通話自粛」の呼びかけについて