2009年3月24日

各 位

全国銀行協会

「電子債権記録機関要綱」の公表について

 今般、全国銀行協会(会長 杉山清次 みずほ銀行頭取)は、標記要綱(概要は別紙)をとりまとめました。

 当協会では、昨年3月にとりまとめた報告書「電子記録債権の活用・環境整備に向けて」において、手形的利用を前提に「全銀行参加型」の電子債権記録機関(以下「記録機関」という)の設立に向けた検討に着手することを公表し、今年度、組織面、業務面の諸論点に係る具体的な検討を進めてまいりました。

 10月には、「電子債権記録機関要綱(中間整理)」を公表いたしましたが、その後さらなる検討を進めた結果、今般、「電子債権記録機関要綱」として、記録機関の基本的枠組みや記録請求・決済・開示等の業務上の基本要件に関する最終とりまとめを行うものであります。

 当協会としては、本要綱にもとづき、平成24年度上期の開業を目指し、記録機関設立に向けた準備を進めていく予定としております。

 なお、本要綱のとりまとめにあたっては、事業会社・有識者等をメンバーとする「電子記録債権利用推進等懇談会」におけるご意見等を参考にしておりますが、今後もこうした取組みを継続し、電子記録債権の利用促進、周知広報に関する取組みを並行して行うことで、電子記録債権の活用・環境整備に向けた活動を精力的に行って参りたいと考えております。

 

【本件照会先】
企画部 阿部、土師 Tel.03-5252-3707
業務部 小倉、大野 Tel.03-5252-4310

 

 

別添資料:「電子債権記録機関要綱」の公表について